いよいよ今回の旅も残り3日間を迎える最後はパリでゆっくり3日間を過ごす訳は無く私の事だろうから一日中動き廻る事だろう。
10時半に今日の宿泊先のオテル デ メタロへ移動、ちょっと着いたのが早過ぎたので荷物を預けて、後でチェックインしようと思ったが、レセプションの人が親切で時間が早いのにも関わらず部屋を用意してくれた。
今回の旅はフランスの郷土料理に絞り各地方を回って来たが、一つ心残りな事があるとすると、各地方の土産を満足に買えなかった事だ何故ならそれは荷物になるのと旅の移動に支障をもたらすからだ特に前半訪れたアルザス陶器は欲しかった…。現在パリでアルザス陶器を扱ってる店を探したのだが無い…。
パリに帰れば、何処かあるだろうと安直に考えてたのを後悔する。そんなこんなで、最後の3日間は何をするかというと買い物に絞り込む事にした
悲しい事に明日が日曜なんで、おそらくやってる店が少ないので【月曜も】自質2日間の買い物時間と思った方が良さそうだ
今日はパリの合羽橋と言われてる、レアル駅のモンマルトル通りのキッチン用品屋に入り浸ってしまった。私的にはモンサンミッシェルとか行くなら、パリでこうやって買い物をする方が幸せを感じるのかも知れない。今日はずっとワクワクしてしまった。
早速モンマルトル通りを歩くと最初に見かけたこの店。Deco Reliefはパティシエ専門の機材屋で楽しいがあまり必要性が無いのと合羽橋でもあるので数分で出た。
ここは先程と同じくパティシエ専門の道具屋だが品揃えが豊富で楽し過ぎた特に銅製のカヌレの型は日本で買うより3分の1で帰るので、ちょこっと心が揺れ動いた。買うか買わないかは月曜に持ちこしだ。
続いてLa Bovid
ここは現代的な調理器具が揃ってたり資材に力を入れてた店だった。
続いてa.simonここは皿、グラスが豊富でポ リヨネと陶器のデキャンタ瓶がお洒落で一目惚れしてしまった。
腹が空いたのでその後近くのカフェでランチをするステーキアンドフリットとエスプレッソのセットを頼むがステーキは塩味が付いて無くてあまり美味しく無かった、ステーキを出された時同時にマスタード、ケチャップ、塩、胡椒が付いてきて、それを好みで調整するらしい。
しかし、海外の観光客は何処へ行ってもステーキを頼む人が殆どだ。
その後ホテルへ休憩に戻り調べると重要な店に行き忘れてた事に気づく再びレアル駅へ戻ると。
E.DEHILLERINと言って飲食店用品の卸しの店で品揃えがあまりにも豊富でびっくりだった。
その後以前から、どうしても行きたかったビストロヴィクトワールへ移動ここはルーヴル美術館近くで恐らくパリの最安値のビストロで有名でガッツリの伝統的なフレンチが食べれる店だ。
何よりも、ギャルソンが差別無くどのお客さんも平等に普通に接してくれるのが嬉しく、フレンドリーだった。フランスでは店によってはアジア人をあからさまに邪険に扱う店もある中でここの店のサービスは素晴らしかった。
注文はブルゴーニュのワインと鴨のコンフィとプロフィットロールだ正直どれも美味しかった。鴨のコンフィはナイフを通すと簡単に解れてしかも皮面はしっかりパリっと焼いていて、塩の加減が絶妙だ、プロフィットロールはシュー生地と暖かいチョコレートソースのバランスがよく、これは本当に美味しかった。
店を後にし散策すると日本食のレストランが立ち並ぶ通りがあった。saint anne通りだ、なんと無くだがここの通りを歩くと不思議と安心する。
ここは何ちゃってでは無く、ちゃんとやってる店が多く、もっと早く知りたかった。この辺は日本人、アジア系の人が多かった。おそらく先程のレストランのギャルソンが親切なのは日頃からアジア人と関わる事が多かったからだろう。
今日は知らないパリを沢山知れた日だった。